INTRODUCTION

『女優霊』『リング』から『霊的ボリシェヴィキ』に至る、
高橋洋監督の“霊的モード”探究の集大成がここに。

女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は一夏借りた山荘で、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのはある謎めいた母親殺しの事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共にやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める…。

前作『霊的ボリシェヴィキ』以来、4年ぶりの長編となる高橋洋監督の長編最新作『ザ・ミソジニー』。本作は『女優霊』『リング』から『霊的ボリシェヴィキ』に至るまで、心霊実話テイスト作品を数多く送り出してきた高橋洋監督が、代表作に刻印された様々な霊的意匠を、集大成的に織り込んだ一級のホラー映画である。W主演となった中原翔子と河野知美の圧倒的な存在感をはじめ、「鏡」「写真」「降霊」「地獄」のイメージなど、高橋作品のファンなら何度も観て語りたくなる要素が盛り沢山だ。また、藤崎コウイチによる衣装はゴシック調でありながら独特の世界観を形作り、素晴らしい洋館のロケーションも相まって、より美しさが際立つ作品に仕上がった。今回が高橋作品初出演となる横井翔二郎の、若く飄々としたキャラクターも新鮮に映るだろう。

なお、タイトルに使われた「ミソジニー(英: misogyny)」という言葉は、高橋監督が脚本執筆中に浮かんできたというもの。一般的には「女性嫌悪」「女性蔑視」と訳されるが、その根幹にあるのは、男性支配の秩序から女性が逸脱することへの強い抵抗や反発だとされ、広い意味での偏見や性差別とは異なり、男性のみならず、女性にも見られる心的傾向と言われる。ホラーと社会の関係について意識的な発言も行ってきた高橋監督は、この「ミソジニー」というワードから一体どんな発想を繰り広げたのか。鑑賞前も後も興味のつきない作品である。

STORY

不気味な洋館、呪われた事件を演じる二人の女優
彼女たちに憑依したのは「役」なのか「霊」なのか?

女優で劇作家のナオミ(中原翔子)はある謎めいた失踪事件を題材に芝居を書こうとしていた。ナオミは一夏借りた山荘で、かつて自分の夫を奪った女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共に山荘を訪れたミズキは屋敷に不吉な気配を感じた。

ミズキが演じるのは、家の庭先で母親が消滅するのを目撃した娘の役だった。母親が消えた地面には黒い焦げ跡が残っていたという。

しかも娘は数年後、母親が失踪した日に何者かに殺されている。ナオミの解釈は、娘の話は嘘で、彼女が母親を殺し、その命日に母親の霊に報復されたというものだった。ミズキはこの山荘こそが事件が起きた現場ではないかと疑う。稽古が進むにつれ、ミズキはかつて自分が母に抱いた殺意を役に重ね合わせるようになり、錯乱状態に陥る。

夢の中に謎の真紅のドレスが現れ、ミズキは少女時代の母との思い出に遡ってゆく。翌朝、ミズキは庭でナオミや大牟田と儀式を行う母の姿を見て驚愕する。地面には娘が話していた黒い焦げ跡も出現していた…。

DIRECTOR

高橋 洋/Hiroshi Takahashi

1959年、千葉県生まれ。1985年、早稲田大学ロシア文学科を卒業。1990年に森崎東監督のテレビドラマ「離婚・恐婚・連婚」(NTV)で脚本家デビュー。中田秀夫監督と組んだ『女優霊』(1996)、『リング』(1998)で一躍Jホラー・ブームの立役者となる。その他の脚本作品に『蛇の道』(1998/黒沢清監督)、『おろち』(2008/鶴田法男監督)、Netflix「呪怨:呪いの家」(2020/三宅唱監督)等がある。2004年、『ソドムの市』で長編監督デビュー。以降、『狂気の海』(2007)、『恐怖』(2010)、『旧支配者のキャロル』(2011)、『霊的ボリシェヴィキ』(2017)等、ホラー映画を中心に監督作が続く。2021、22年には『うそつきジャンヌ・ダルク』、『同志アナスタシア』をネット公開した。著書に「映画の魔」、「映画の生体解剖」、脚本集「地獄は実在する」がある。

高橋洋監督インタビュー

——この物語を書き進める原動力となったアイデアは?

一番の核は、僕が昔、テレビで見た奇妙なニュースでした。劇中ではミッシングチルドレンの特集番組に変更しましたが、ある主婦が殺されたっていうニュースで、アナウンサーがふいに「ちなみに」って、20数年前の同じ日に女の母親も殺されているって言い出したんですよ。で、母親が殺された当時の古いニュース映像が流れて、え、これって何なんだと。何が「ちなみに」なんだと。何かザワザワとするものがあって、事件の続報を新聞で調べたんだけど、まだネットもない時代で何も見つからなくて。そもそもあのニュースは何だったんだろう?って。そこから動き出した感じですね。

——タイトルを『ザ・ミソジニー』と決めた理由は?

脚本を書いている途中で浮かんで来たんです。ミソジニーという言葉には、僕が感じる女性への恐怖……女性が持つ怖さ、得体の知れなさも含まれているように思えた。もちろん、何度もタイトル会議を重ね、「魔性」とか「蛇身」とか、女のデモニズムを言い表す言葉をいくつも考えたけど、どれも響きが古い。昭和の映画みたいで。いやこれは違う、やはりファースト・インプレッションを大事にして、『ザ・ミソジニー』で行きましょうとお願いして決まりました。

——圧倒的存在感の女性2人に対して、飄々とした若い男性が助演で絡むのも面白かったです。

横井翔二郎さん。衣装担当の藤崎コウイチさんの紹介です。「今回はイケメンもチャンと描こう」という河野さん中原さんの強い要望もあって(笑)。凄い底力を感じる、惚れ惚れするような役者さんでしたね。さっき無意識で脚本を書いたと言いましたが、その中でやってみたかったのは、物語の関節を外していくだけではなく、登場人物のキャラクターの一貫性も外していくということでした。一人の人物の中に複数のキャラクターがいて、それらは一つの首尾一貫した人格に収斂していくものではない。そういう人間のあり方の方が実はリアルで、人々はそういう風に生きているんではないか。映画もこれまでずっと守ってきたお約束は捨てて、眼の前の現実を描いていった方がいいんではないか。そうしたことをファースト・シーンから仕掛けていて、あの階段から降りてきたミズキは何者なのか、理屈では判らなくていい。ナオミのイマジナリー・フレンドなのか、はたまた生霊なのか、色んな言い方が出来るけど、現に僕たちの身の回りではそんな存在たちが動き回っているではないかと。だから冒頭のミズキはこういう映画だからよろしくという一種の宣言ですね。横井さんとは初めて組んだんですが、ホン読みの時から、理屈に落とし込むんじゃないんだってところに敏感に反応してくれました。河野さんも凄かったですね。バンバン色んな人格が降りて来てる感じで、ヤバいんじゃないかと思うくらい。僕と一番つきあいの長い中原さんが舵取りをしてくれる感じでした。

——本作は全体的にヨーロッパ的なイメージが強く漂っていますね。

あのロケセットを見つけて来たエグゼクティブ・プロデューサーの河野さんの世界観です。今まで僕がやって来た即物的でぶっきらぼうな世界を、美しくしたいと(笑)。中瀬・玉川の撮照コンビがそれによく応えてくれたと思います。衣装担当の藤崎さんは、『女優霊』から僕のファンだったと言ってくれて、採算を度外視してすごい年代ものの衣装を調達してくれて、画がどんどん異教的な方向に行くんです。自然とそういうことを実現する人たちが集まって「お洒落な映画になった」感じです。あのロケセットがそれを要求しているというか。あそこは元フレンチレストランで、持ち主の女性が住んでいるんですけど、その人がいろんな古い建材を京都の方から持って来て建築したそうです。

——ヨーロッパ的な異世界で、主人公たちはまるで魔女のように見えます。マダム・ヌーやムッソリーニの愛人が登場するのも、そこからの連想ですか?

「魔女」という言葉は企画の立ち上げの時から出ていたキー・ワードなんですが、写真で出てくるのは業の深い女ですね。やばいところに踏み込んじゃった女。世間で地獄に墜ちると言われているような顔を並べてみた。辻褄のあう説明で出しているわけじゃなく、おぞましい女、魔女を描くという枠に沿って出てきた要素がつながっていった結果です。

——太平洋戦争時の降霊術にまつわるセリフはJホラーシアターで企画された『霊的ボリシェヴィキ』の原型を、黒く焦げた地面は『呪怨:呪いの家』を連想させ、今回はまるで高橋洋ユニバースのようですね。

霊的な映画を作ろうとすると、いつも政治劇的なものに呼ばれている気がするんです。『狂気の海』の頃からそういう感覚があります。いわゆる政治を題材にした映画がやりたいわけじゃなくて、政治劇という枠組みそのものが、ひょっとしたらギリシャ悲劇の頃から、政治と霊の密接な結びつきを示しているんじゃないかと。昔からベルナルド・ベルトルッチの『暗殺の森』が好きで、ファシストたちを描いてゆくと迷宮のような世界に入り込んで、森の中から暗殺者たちが出てくる。あれは意識しましたね。

——つまり、「すべては神秘に始まり政治に終わる」という合言葉に集約されるのですね。

そうです。フランスの作家のシャルル・ペギーって人が残した言葉なんですけど、日本ではあまり知られてないですね。『われらの青春——ドレフュス事件を生きたひとびと』であの言葉に出会って、あまりにもかっこいいんでいつか使いたいと思ってました。僕は去年『うそつきジャンヌ・ダルク』って映画を撮ったんですけど、ペギー原作の『ジャネット』『ジャンヌ』という映画も最近公開されて、ペギーもジャンヌ・ダルクにいかれちゃった人なんですよね。その点でも近い(笑)。ナオミが霊媒になって縛られるところで何か合言葉が欲しくなって、前後の脈絡なくひょいと出たんですよね。そしたら“母親”の秘密結社の合言葉になって、いい感じの反復が生まれました。

——これから映画をご覧になる方にメッセージを。

「すべては神秘に始まり政治に終わる」というのは、僕が考える女のおぞましさというテーマ、『ザ・ミソジニー』ともつながってくるんです。おぞましさとは単に否定的に扱えるものではないし、偏見を持たずに受け入れましょうなんてものでもない。生き物の根源から生まれて来たものだから、その大元にある神秘と向きあう必要がある。僕にとっては、それは気高く強いものなんだということですね。政治に終わるというのはペギーの文脈でいえば、本来神秘だったものが政治によって形骸化してしまうことです。フェミニズムの運動がミソジニーという言葉を発見して、それによって今まで耐えて来たものと戦う、これは明らかに進歩でいいことです。ただ、それでミソジニーをなくすというのは根元的な神秘をなくすわけで、それはおかしい。杓子定規に女性蔑視というだけでは「政治に終わる」になってしまう。誰からも地獄を奪うことは出来ない。映画の中では、ペギーの言葉をさらにひっくり返して「神秘が神秘のまま地上に降りるんだ!」と言ってますが、僕はそうありたいと思っています。

CAST

ナオミ役/中原 翔子 Showko Nakahara

明治大学在学中にモデルとして活動後、1993年に女優デビュー。以降、多数の映画・Vシネマ・TVドラマ等で活躍。三池崇史や万田邦敏など、海外でも支持されている監督作品への出演も多い。また、2019年の大ヒット映画『翔んで埼玉』(武内英樹監督)では、千葉解放戦線員の海女・浜野あわび役を怪演し注目を浴びる。
高橋洋監督との10年ぶり5度目のタッグとなる本作では、女優兼劇作家・ナオミ役に扮し、女の業をはらんだ本格ホラーに挑戦、W主演の一翼を担った。
その他、最新出演作に今夏公開の映画『激怒』(高橋ヨシキ監督)、今年公開予定の『ジャッカーズII 復讐者たち』(室賀厚監督)、2023年公開予定の『ランサム』(室賀厚監督)等がある。

ミズキ役/河野 知美 Tomomi Kono

『父の愛人』(2013/迫田公介監督)でアメリカのビバリーフィルムフェスティバル2012・BEST ACTRESSを受賞。その後、日仏共同制作映画『サベージ・ナイト』(2015/Kristof Sagna監督)やNHK大河ドラマ「西郷どん」(2018)、HBO Max制作の「TOKYO VICE」(2022/マイケル・マン監督ほか)などに出演。主演を務めた『truth~姦しき弔いの果て~』(2022/堤幸彦監督)ではプロデューサーデビューも果たす。今後も『真・事故物件』(2022/佐々木勝巳監督)やプロデュース・主演を務める『水いらずの星』(越川道夫監督)が公開予定とコロナ禍の日本映画界にてフレッシュな話題を振りまく要注目の一人である。

大牟田役/横井 翔二郎 Shojiro Yokoi

1991年1月28日生まれ。鹿児島県出身。2017年、劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪「天下無敵の忍び道」セシル丸役にて本格デビュー。その後、舞台「KING OF PRISM」太刀花ユキノジョウ役、「あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ ~Meteor Lights~」三毛縞斑役など話題作への出演が続き、人気を博している。映像作品では、映画『三大怪獣グルメ』(2020/河崎実監督)や、テレビドラマ「監察医 朝顔 第2シリーズ 新春SP」(2021/CX)、「相棒season20」(2022/ EX)などに出演。また、2022年2月より自身の冠番組、ニコニコチャンネルプラス「Another Perfect Day」がスタートし、雑誌「レコード・コレクターズ」(ミュージック・マガジン)にインタビュー記事が掲載されるなど、活躍の場を広げている。

STAFF

スタイリングディレクター:藤崎 コウイチ Kouichi Fujisaki

スタイリスト。世界的なデザイナー鳥居ユキ氏に見いだされ、その後画家で写真家の金子國義氏の元で美意識を磨き、 数多くのファッション誌やドラマ、映画、舞台などで衣装のスタイリングを手がける。近年ではスタイリストの仕事にとどまらず、様々なファッション誌に於いてアートディレクションや、ギャラリー主催の展覧会のディレクションなども担当。ファッションや芸能、アートにいたるまで、国内外各分野のアーティストとの親交も深く、 コラボレーションワークの幅を広げている。

撮影:中瀬慧 Kei NAKASE

映画美学校フィクションコース13期高等科修了。高橋洋監督作には在学中に『おそらく悪魔が』(2010)で撮影と編集、『旧支配者のキャロル』(2011)で撮影助手と編集。修了後にも『映画の生態解剖ビヨンド』(2015)の編集、『霊的ボリシェヴィキ』(2017)の照明応援、『宇宙の裏返し』(2019)の撮影、『夢の丘』(2020)の撮影を担当。近年の他の撮影作に『麻希のいる世界』(2022/塩田明彦監督)、『辻占恋慕』(2022/大野大輔監督)、『魚座どうし』(2021/山中瑶子監督)など。

照明:玉川直人 Naoto TAMAGAWA

1977生まれ。映画美学校修了後、照明部として活動を始める。主な作品として、映画『making of LOVE』(2010/古澤健監督)、『へんげ』(2011/大畑創監督)、『Playback』(2012/三宅唱監督)、『SYNCHRONIZER』(2017/万田邦敏監督)、『ゾンからのメッセージ』(2018/鈴木卓爾監督)、『教誨師』(2018/佐向大監督)、『僕の好きな女の子』(2020/玉田真也監督)、『キラー・テナント』『たわわな気持ち』『たわわなときめき』(2020/古澤健監督)、『愛のまなざしを』(2021/万田邦敏監督)、『辻占恋慕』(2022/大野大輔監督)、TVドラマ「お茶にごす。」(TX)等。高橋さんの作品は、『旧支配者のキャロル』(2011)、『霊的ボリシェヴィキ』(2017)に続き3作目。

音響:川口陽一 Yoichi KAWAGUCHI

1980年神戸市生まれ。15歳のときバンドを始める。関西大学文学部哲学科卒、学生時代に8mmも含め映画を作る。映画美学校フィクション・コース第11期高等科修了。主な音響担当作は『たわわなときめき』(2020/古澤健監督)、『復讐の鐘を打て』(2020/万田邦敏監督)、『They Survive』(2017/篠崎誠監督)、鈴木卓爾監督との『ゾンからのメッセージ』(2016)、『ジョギング渡り鳥』(2015)、『天使の欲望』(2013/磯谷渚監督)など。高橋洋監督作では『夢の丘』(2019)、『宇宙の裏返し』(2019)。今後も古澤健監督作、篠崎誠監督作などが控えている。2016年には『この世の果てまで』を監督。

美術:山本直輝 Naoki YAMAMOTO

岐阜県出身。美術・装飾として作品多数。高橋洋監督作で美術を手掛けるのは『ソドムの市』(2004)以来2度目。そして今回、人生2度目の魔法円を描く。

音楽:長嶌寛幸 Hiroyuki NAGASHIMA

音楽家/サウンドデザイン スーパーバイザー。大学在学中に石井聰亙監督の映画音響ライブ・リミックスを行った事がきっかけで、メディアを問わず多数の作品の音楽、音響を手掛けるようになる。近作は『平昌パラリンピック公式映画』(2018/パク・キヨン監督)、『空に住む』(2020/青山真治監督)、『愛のまなざしを』(2021/万田邦敏監督)など。また、電子音楽グループ「Dowser」での活動も行っている。

助監督:海野敦 Atsushi UNNO

1976年生まれ。愛知県安城市出身。関西大学法学部を卒業後、映画美学校を経て、映画の助監督業に。助監督としての主な参加作品に、『ヘヴンズ ストーリー』(2010)『64-ロクヨン- 前後編』(2016)『友罪』『菊とギロチン』(2018)『楽園』(2019)『護られなかった者たちへ』『とんび』(2021)『ラーゲリより愛を込めて』(2022/瀬々敬久監督)、『南極料理人』(2009)『キツツキと雨』(2012)『横道世之介』(2013)『おらおらでひとりいぐも』(2020/沖田修一監督)、『私の男』(2014/熊切和嘉監督)、『バイロケーション』『劇場版 零~ゼロ~』(2014/安里麻里監督)、『クリーピー 偽りの隣人』(2016)『旅のおわり世界のはじまり』(2019/黒沢清監督)、など。2019年には、上白石萌音「一縷」のミュージックビデオを監督した。

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